More Grace加納駅前
【岐阜県岐阜市】
計画地の岐阜加納地域は、かつての城下町であり、中山道最大規模の宿場であった風情と情緒を醸す閑静な住宅街。この地に地上8層から成る新築分譲マンションを計画しました。
建物内外の素材感は宿場町のイメージを踏襲し、シックな濃淡を持つグレー基調色にて整えています。外装は低層部に基壇状の水平ラインを描き、高層部はグリッドを強調した端正なフレームで纏める意匠としました。エントランスは質感の高い大判タイルと木調のテクスチャを織り交ぜ、ミラーの映り込みによる視覚効果を用いながら邸宅の構えを設えています。エントランスラウンジから外部に連続するガーデン部分を視界に取り込み、訪れるひとを静かに出迎えるような構成を意図しました。
間口6戸並びの建物構成により、子育て世代のニーズに応えるバリエーション豊かな住戸パターンを実現。近年では最寄の加納駅が高架化・統合駅となる区画整理事業も進められており、増々利便性の向上が予測されるこの場所において、豊かな時間を送る建物となることを目指しました。
The planned site, Gifu Kano area, is a quiet residential area that was once a castle town and was the largest post station on Nakasendo. We planned a new condominium with 8 floors above ground in this area.
The texture inside and outside the building follows the image of a post town, and is arranged in a gray base color with chic shades, and the building composition with 6 frontages realizes a variety of dwelling unit patterns that meet the needs of the child-rearing generation.
D-009
- Type
- 不動産開発/分譲マンション
- 敷地面積
- 2143.68㎡
- 延床面積
- 4253.18㎡
- 構造規模
- RC造 8階建
- 設計期間
- 2019.05~2020.01
- 設計監理
- 山田 直貢
- Type
- Condominium
- Site area
- 2143.68㎡
- Total floor area
- 4253.18㎡
- Structural scale
- RC 8F
- Design period
- 2019.05~2020.01
- Design
- Naotsugu Yamada
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